住信SBIネット銀行が、本年3月下旬にデビットカード券面を全面的にリニューアルし、ナンバーレスの新デザインに刷新することを発表しました。
ナンバーレス化により、スキミング等を心配することなく、安全に実店舗でショッピングができます。カード番号やセキュリティコードなどのカード情報は、券面変更と同時にリリース予定のアプリ「住信SBIネット銀行」で確認することになります。
プラチナデビットカード（Mastercard）では、デビットカードで日本初となる「METAL SURFACE CARD™（メタルサーフェスカード）」を採用しています。これは金属質感のカードでありながら、非接触決済にも対応するプラスチックカード（メタルカードもどき）で、プラチナデビットの高級感と利便性を両立する意図があるようです。券面のロゴが銀の二連を採用していることから、Mastercardのグレードがworld以上である可能性を窺わせます。
また、今回のリニューアルを機に、デビットカードの名称を「ミライノデビット」から「デビットカード」へ変更します。年会費等の詳細は不明ですが、とくに告知がないことから、プラチナデビットは現行の11,000円/年（税込）を維持していくものと思われます。
個人的には、Apple PayやGoogle Payへの対応が必要と感じていますが、プレスリリースの画像にはApple Payらしきイラストが見えますので、この機会に対応する可能性もあるかもしれません。
最近、同行の東証一部上場が発表されたばかりですが、上場とリンクし、提供する商品でも差別化を図っていく姿勢が見えます。期待できそうです。
