本日から、NTTドコモと三菱UFJ銀行の提携による dスマートバンク が始まりました。
dスマートバンクは、専用アプリ「dスマートバンクアプリ」でdアカウントと三菱UFJ銀行の口座情報を紐づけることで利用できるデジタル口座です。dカードの利用代金、携帯電話料金などの引き落としや月10万円以上の給与受取などの利用でdポイントが年間最大660ポイントたまります。
三菱UFJ銀行は2008年にKDDIとの共同出資でじぶん銀行(現・auじぶん銀行)を設立していましたが、今回、ライヴァルのドコモと提携することになり、キャリアとの提携戦略を微調整してきたわけです。
現時点では銀行業ではなく、三菱UFJ銀行の既存口座に紐づけるサーヴィスですが、将来的には合弁のネット銀行なんかも視野に入れているのかもしれません。
とはいえ、遅きに失した感もあり。業界関係者から、auじぶん銀行は儲からない、と聞いています。
正直なところ、年間最大660ポイントには、あまり魅力を感じないですね。サラリーマンで給与受取が三菱UFJ銀行ならば、ないよりはあったほうがいい程度のポイントですな。
住信SBIネット銀行のNEO BANKみたいに業種ごとの支店を作ってみたり、auのように合弁で銀行業を始めてみたり、今回のドコモは既存口座に自社サーヴィスをオンしてみたり、各々の特色がありますが、自分の使い方に合うサーヴィスを賢く選んでいきたいものです。