昨年10月に基本合意に達していたVポイントとTポイントの統合に関する最新情報です。
本日、三井住友フィナンシャルグループ（以下「SMBCグループ」）と三井住友カード、カルチュア・コンビニエンス・クラブ（以下「CCCグループ」）、CCCMKホールディングスの4社は、SMBCグループとCCCグループによる資本・業務提携に関して最終的な合意に至り、契約を締結しました。
昨年10月時点で、三井住友カードのカード会員は5,200万人、うちVポイント会員は2,000万人。Tポイント会員は7,000万人で、Tポイント提携店は15万店舗。重複している会員もいるでしょうが、ざっと1億人規模の会員組織が誕生する見込みです。日本国民の大部分を取り込む勢いです。
4社は今後、VポイントとTポイントの統合に向けて、関係法令等に係る作業を進め、ポイント分野における日本最大級の経済圏の創出を目指すことになります。
先日、SBI経済圏について書いたばかりですが、両者に股をかけているSBIグループも合流することになると、一挙に大経済圏が生まれる可能性もあるわけで、今後の展開を注視していきたいと思います。
