Visaのタッチ決済の発行枚数が1億枚を突破したようです。
当然、日本国民1億人が1人1枚を発行しているわけではなく、ひとりで複数枚を発行している人が何百万人か存在するのだと思いますが。
かく言う私も、そのひとり。先日もANA Payを発行したばかりです。
これで、Visaのタッチ決済は通算10枚目の発行になり、有効なものは7枚です。いちばん最初に発行したのは2016年で、住信SBIネット銀行のVisaデビット付キャッシュカードでした。これが国内でVisaのタッチ決済を搭載したデビットカードの第1号でした。国内で使えるところはなく、海外で使った思い出があります。
Visaは東京五輪を見据えて、一気にタッチ決済を拡大する戦略だったと思いますが、延期と無観客開催で、インバウンド需要の予測が狂ったことでしょう。
それでも、FelicaからNFCへの移行が緩やかに進んできて、私の必死の宣伝効果(笑)もあってか、ここ最近、巷で「タッチ決済で」「クレジットのタッチで」が通じるようになってきました。
おそらくですが、六本木ヒルズでNFC決済の第1号は私だろうと思います。今は亡き幸楽苑六本木店での第1号は、間違いなく私。
公共交通機関にも広がっているのが頼もしいです。
また、最近では、Visaのタッチ決済の公共交通機関での導入や発表も相次ぎ、2021年3月末では、11道府県8プロジェクトであったものの、2023年4月末では、26都道府県42プロジェクトと、急速に拡大しています。
SuicaやPASMOとの競争がどうなっていくのか、FelicaとNFCのどちらに軍配が上がるのか、とても興味深いところですが、グローバリゼーションの流れにおいて、ガラパゴスの縮小は避けられないのではないかと思います。
Visaは、世界中どこでもいつでも誰からも選ばれ受け入れられる決済手段の提供により豊かな生活の実現を目指しています。引き続き、皆様の暮らしのさまざまなシーンでのVisaのタッチ決済の普及により、便利でスピーディーな安心・安全な決済体験の提供を通して、キャッシュレス化の推進へ貢献できるよう努めてまいります。
「ボーダーレス、シームレス、キャッシュレスの時代」が眼前に広がっています。