【銀行】<auフィナンシャルホールディングス>auじぶん銀行を完全子会社化

先月あたりから断片的に報道が出ていましたが、正式に決定しました。

 

newsroom.kddi.com

 

来年1月に、auじぶん銀行三菱UFJ 銀行との関係を断ち、KDDIおよびauフィナンシャルホールディングスの完全子会社となります。

 

2008年に両社グループが共同で開業したauじぶん銀行株式会社(以下 auじぶん銀行)は、近年、住宅ローンの取り扱いで業界上位の地位を確立するなど着実な成長を続け、マスリテールにおける独立した金融プレーヤーとしてau経済圏を牽引するプレゼンスを築いてきました。
今般、両社グループにおいて、デジタル銀行領域での今後の協業のあり方を検討した結果、KDDIおよびauフィナンシャルホールディングス株式会社(以下 auフィナンシャルホールディングス)は、株式会社三菱UFJ銀行(以下 三菱UFJ銀行)が保有するauじぶん銀行の持分22%を取得し、auじぶん銀行を自社経済圏における100%子会社の中核銀行としてリソースを集中投下することが、それぞれおよびauじぶん銀行のさらなる発展に向け最適との結論に至りました。auじぶん銀行株式の取得完了は、2025年1月末を予定しています。
auじぶん銀行に関して、両社グループは業務提携契約を締結し、auじぶん銀行三菱UFJ銀行相互間での振込手数料を無料とするサービスなどを従来同様に提供していくなど、引き続き互いに親密な協業先として、最適な協働に向けた取組みを推進していきます。今後はau経済圏における中核銀行として、通信事業やほかの金融事業との連携深化による顧客基盤の拡大および金融サービスの利便性向上に注力し、成長を加速していきます。

 

「引き続き互いに親密な協業先として、最適な協働に向けた取組みを推進」となっていますが、一定期間を経過したところで、独自のサーヴィスに移行していくことになるでしょう。三菱UFJ銀行とドコモの関係が参考になると思いますね。

 

また、auカブコム証券は三菱傘下に入ります。実質、銀行と証券のトレードです。

 

資本関係図

 

MUFG関係者に聞いたところ、銀行業を本業とする立場からすると、auじぶん銀行は儲からない(笑)、という判断だそうです。「銀行」と「ネット銀行」は、似て非なるものなのかもしれません。

 

今週は、業界の動きが激しいですな。どのトピックを取り上げようか迷います。

【クレジット】<楽天カード>みずほ楽天カードの提供を開始

昨日の記事の続きです。早速、具体的な動きが出てきました。

 

theonlyone.hatenablog.com

 

楽天カードみずほ銀行との提携第1弾として、本年12月3日より、みずほ楽天カードを発行します。

 

corp.rakuten.co.jp

 

プレスリリースを見る限り、特に魅力は感じません。

 

みずほ楽天カード

 

訴求力はあるのだろうか。首都圏のユーザーは、JRE BANKのほうがいいと思いますな。

 

www.jrebank.jp

【クレジット】<楽天カード>みずほFGに株式を売却し、みずほ銀行と連携

9月30日に、楽天カードみずほフィナンシャルグループ(みずほFG)の提携に関する記事を書きました。

 

theonlyone.hatenablog.com

 

本日、具体的な動きが出ました。

 

corp.rakuten.co.jp

 

楽天カードが株式の14.99%を、みずほFGに約1,650億円で売却します。

 

corp.rakuten.co.jp

 

そして、楽天グループ、楽天カード、みずほFG、ユーシーカードオリエントコーポレーションが業務提携し、新しいクレジットカードを発行します。

 

 楽天カードみずほ銀行は、楽天ポイントが貯まり、ATM手数料も優遇される提携クレジットカードを本年12月より提供する予定です。また、来春以降に予定している、みずほ銀行のみずほマイレージクラブのリニューアルにおいて、新たに提供予定のポイントサービスでの連携など、さらにお得にご利用頂ける特典を検討してまいります。
 さらには、楽天市場において、楽天ユーザーの方が簡便に申し込みでき、即時に審査結果が得られ、繰り返し利用することができるデジタル分割払い※機能の導入に向け、検討してまいります。また、お客さまのニーズに合わせた支払手段の一つとして、楽天カードにデジタル分割払い機能を付帯させることのフィージビリティも協議・検討してまいります。
(※)オリコ独自のAI与信(性能規定与信)に基づき、長期分割払いの枠を提供するサービス

 

楽天プレミアムカー

 

さらに、来春以降、みずほマイレージクラブのリニューアルが予定されており、それにあわせる新ポイントサービスでも連携する予定です。

【クレジット】<ビューカード>名称・デザインを変更し、リニューアル

ビューカードがリニューアルし、11月15日より発行を開始します。既契約分も順次、切り替えるようです。

 

www.jreast.co.jp

 

カード情報の裏面化を行います。Suicaヴァージョン(Felicaとブランドのタッチ決済ヴァージョン(NFCとが発行されます。世界的な潮流に乗り、Felica一辺倒から方向転換です。

 

リニューアルを機にカードの名称を変更するほか、ゴールドカードについては、現在発行中のJCBブランドに加え、新たにVISAブランドが選択可能になります。

 

ビューカード スタンダード

 

ビューカード ゴールド

 

JALカードSuicaのゴールドにVISAが追加されないですかね。

【クレジット】<NTTドコモ>dカード PLATINUMの提供を開始

NTTドコモ(ドコモ)は、dカード PLATINUMの受付を本年11月25日から開始します。

 

www.docomo.ne.jp

 

「eximo」「eximoポイ活」「ドコモ光」「爆アゲセレクション」や「ドコモでんき Green」の支払いで、利用料金の最大20%ポイントが付与されます。また、前年度の支払い累計額に応じて最大4万円相当の「年間ご利用額特典」が付与されます。さらに、eximoポイ活のユーザーはさらに10%ポイントが付与されます。

 

dカード PLATINUM

 

国際ブランドは、VISAとMastercard。縦横6種類の券面(↓)から選択できます。プライオリティ・パスが利用可能で、年間10回まで無料です。海外旅行の強い味方です。

 

入会キャンペーンも行われます。

 

https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/info/news_release/topics_241107_00.pdf

 

年会費は29,700円(税込み)。ドコモのヘヴィーユーザーで、この年会費以上にポイントをゲットできるなら、ノーマルやゴールドから切替を検討してもよいかもしれません。

 

VISA

 

Mastercard

 

au PAYなど他キャリアでの追随を期待するところです。