吾唯知足〜ボーダーレス、シームレス、キャッシュレスの時代に~

Intelligence for Survivors ―金融・通信・交通の融合する時代を賢く生きる―

【鉄道】IC乗車券とノーラッチルート その2

モバイルPASMO

 

theonlyone.hatenablog.com

 

昨日の続きです。

 

“酷暑日”といわれる、ある昼下がりの暑い日(←伝説のロックバンドのマニアックな曲名)、モバイルPASMOを片手に、フラッと出かけます。目的地は、新御茶ノ水駅。最寄り駅の六本木から東京メトロで20分少々の場所です。

 

通常の選択であれば、 六本木→霞ケ関→新御茶ノ水 というルートが一般的と思われます。六本木から日比谷線に乗り、霞ケ関で千代田線に乗り換えるのが最短で合理的です。

 

東京メトロ日比谷線六本木駅

 

「“風街”で合理性と最適化を追求する」筆者は何を血迷ったのか、反対方向の中目黒行き(1448発)に乗車します。

 

きっと酷暑のせいで、精神に異常をきたしたのでしょう。キング・クリムゾンの歌に出てきそうです。

 

中目黒まで日比谷線で8分です。

 

東急中目黒駅

 

中目黒では、ホーム反対の東急東横線元町・中華街行き(1458発)に乗り換えます。武蔵小杉で下車(1507着)。

 

東急武蔵小杉駅

 

武蔵小杉では、相鉄線直通海老名行き(1513発)に乗り換え、羽沢横浜国大で下車(1529着)。

 

羽沢横浜国大駅

 

この羽沢横浜国大駅は、前回で触れた共同使用駅に該当し、相鉄とJR東日本が施設を共用しています。管理は相鉄ですので、駅のデザインは相鉄仕様になっています。

 

羽沢横浜国大駅

 

ここで20分ほど待ち、埼京線直通新宿行き(1547発)に乗車します。電車は港北トンネルを抜け、東海道貨物線を疾走。ホームのない鶴見駅や新川崎駅を通過し、1603に武蔵小杉着。本日2度目の武蔵小杉ですが、先ほどは東急の駅。ここでは降りず、次の西大井で下車(1608着)します。

 

JR東日本西大井駅

 

西大井では、降りたホームで次に来る電車を待ちます。横須賀線千葉行き(1611発)に乗車し、次の品川で上野東京ライン土浦行き(1617発)に滑り込みます。

 

30分弱乗車し、北千住で下車(1644着)。1FのJR常磐線ホームから地下の東京メトロ千代田線ホームへ移動します。

 

東京メトロ千代田線北千住駅

 

あれっ? 改札を出ません。

 

そうです、この北千住駅も共同使用駅なのです。JR東日本・東京メトロ・東武鉄道の改札口は各社別にありますが、地下を通じて改札内でつながっていて、各社間の中間改札が存在しません(首都圏新都市鉄道〈TX〉の改札口のみ他社線とつながっておらず、独立した改札内区画があります)。

 

北千住駅千代田線ホーム

 

B2Fの千代田線ホームには、ちょうど代々木上原行きがやってきたので、乗車(1647発)。13分で目的地の新御茶ノ水に到着(1700着)。

 

六本木からの所要時間は、乗換や乗継を含め2時間12分と相成りました。最短18分のところ、8倍近くの時間をかけたわけです。

 

つづく。。。

【鉄道】IC乗車券とノーラッチルート その1

クレカ乗車

 

最近、Felicaの技術を用いたIC乗車券であるSuicaやPASMOに加え、各鉄道事業者の改札では、グローバルスタンダードの規格であるNFCが採用されている、クレカ乗車(後払い乗車サービス)が目立つようになってきました。

 

これに対し、ドメスティックなFelicaにこだわるJR東日本は、Suicaの進化系(?)である「teppay」を導入し、決済分野での巻き返しを図ります。今後、SuicaやPASMOはどうなっていくのでしょうか。

 

今回は、SuicaやPASMOで可能な“遊び”の話をしたいと思います。

複数の鉄道事業者が施設を供用している駅を「共同使用駅」といいます。大都市圏で相互乗り入れによる運行が行われている場合、事業者の境界駅のほとんどが共同使用駅です。渋谷(東京メトロと東急)、北千住(JRと東京メトロと東武)、九段下(東京メトロと東京都交通局)、泉岳寺(東京都交通局と京急)などが該当します。

 

複数の鉄道会社が、駅の構内設備を共用している駅のことを「共同使用駅」といいます。

共同使用駅では、鉄道会社同士の取り決めによって、業務の全部または一部に受委託関係が発生するのが普通です。例えば、A社とB社の共同使用駅では、きっぷの販売、集改札、精算業務などをA社がB社に委託するなどです。一方の鉄道会社が、他の鉄道会社の駅務の代行を含めて一元的に扱う場合も少なくありません。

鉄道会社がそれぞれ施設を設けるのは経費が余計にかかり、業務も重複するだけでなく、乗客にとっても不便なことがあります。このような問題点を解決するため、共同使用駅を設ける場合には、連絡設備の設計や駅務の内容、その処理方法などについて会社同士で協議します。

その延長線上にある駅共同使用契約は、駅ごとに関係各社間で結ばれます。主な契約内容は、駅務の区分と範囲、共同設備の使用範囲と保守の範囲、共同使用負担費の算出方法と清算方法などです。

(日本民営鉄道協会ウェブサイト)

 

とくに共同使用駅で改札を共用している場合、相互乗り入れにより出発地から到着地まで複数のルートが存在し、実際に乗車した事業者の運賃が加算されないことがあります。これは、「改札内乗継」「ラッチ内乗換」などといわれます。その道の界隈では、「大回り乗車」や「ノーラッチルート」ともいわれ、初乗り運賃で長距離を乗車することができたりします。

 

首都圏でこのノーラッチルートを実行すると、どんな暇つぶしが可能なのでしょうか。ある夏の日、モバイルPASMOを片手に出かけてみました。

 

つづく。。。

【銀行】<住信SBIネット銀行>ブランドをドコモの銀行へリニューアル

ドコモの銀行

 

住信SBIネット銀行がドコモSMTBネット銀行への社名変更に伴い、個人向け新サービスブランドをドコモの銀行へ刷新します。

 

www.docomo-fg.com

 

www.netbk.co.jp

 

本年8月20日(木)より、銀行サービスとdアカウントの連携を開始する予定です。dアカウント連携により、対象となる銀行取引に応じてdポイントを受け取ることができます。

 

dアカウント連携により、

  • 銀行取引に応じたdポイントの進呈
  • 「ドコモの銀行引落特典」・「マネックス証券特典」
  • dカード年会費還元特典

これらの特典を受けることができます。

 

dカード × ドコモの銀行 × マネックス証券

 

また、個人向けにドーナツやチョコレートなどスイーツの名前をそのまま冠した支店が追加されます。

 

こういう施策で、どれほどの既存顧客をつなぎ止められるのでしょうか。あるいは、どれほどのドコモユーザーが新規に口座を開設するのでしょうか。

 

私もその一人ですが、ドコモユーザー以外の既存顧客が使いつづけたいサーヴィスは残るのでしょうか。解約も検討していますが、JAL NEOBANKV NEOBANKの扱い次第で様子見です。

【コード決済】<d払い>住信SBIネット銀行からのチャージに対応

住信SBIネット銀行 × d払い

 

本日、住信SBIネット銀行からd払い残高へのチャージができるようになりました。

 

www.docomo-fg.com

 

住信SBIネット銀行が加わったことで、合計415の金融機関からのチャージが可能となっています。

 

service.smt.docomo.ne.jp

 

来月3日のドコモSMTBネット銀行への商号変更に向けて、着々と実務が進んでいます。

【クレジット】<ミライノカード>新規受付を終了

ミライノカード(Mastercard)

 

住信SBIネット銀行が本年8月3日で、ミライノカード(Mastercard・Travelers Gold)の新規受付を終了します。

 

www.netbk.co.jp

 

同行の大株主が移転し、NTTドコモ・フィナンシャルグループの子会社となることに係る措置です。

 

また、既存会員には、2026年9月以降の有効期限到来分および再発行分より新しいデザインのカードが送付されます。

 

将来的な既存会員の取り扱いについて具体的な言及はありませんが、更新時にdカードへの転換を促し、望まない会員は退会扱いとし、全既存会員の更新が到来する時点で廃止になると思われます。

 

ミライノカード Travelers Goldは、ポイ活の起点として、あるいは海外での空港ラウンジ利用において、地味ながらも渋い働きをしていたので、クレジットマニアの中にはがっかりしている方がいるかもしれませんね。

 

ミライノカード Travelers Gold

 

ミライノカードは住信SBIネット銀行発行ではなく、ライフカードがイシュアーです。委託発行はやめて、クレジット事業をdカードにまとめることで囲い込みを図る目的があるのでしょう。