本日から、スマホ用電子証明書搭載サービスが始まりました。まずはAndroid端末からです。
スマホ用電子証明書搭載サービスは、マイナンバーカードの保有者向けの、マイナンバーカードと同等の機能(署名用及び利用者証明用の電子証明書)を持った、スマートフォン用の電子証明書の搭載機能です。これによりマイナンバーカードを持ち歩くことなく、スマートフォンだけで、様々なマイナンバーカード関連サービスの利用や申込ができるようになります。
今日現在、まずマイナポータルを活用したサーヴィスから始まっています。順次、民間のサーヴィスやコンビニ端末、健康保険証利用などに拡大していく予定です。また、iPhoneへの対応は未定ですが、所管のデジタル庁では早期に実施する旨を表明しています。
早速、私も自分のPixel 7 Proで登録してみました。アプリからものの数分で完了します。
注意したいのは、機種変更時です。スマホ用電子証明書を使ったまま、下取や買取に出す、回収・廃棄するといったことがないように注意しましょう。公的な本人確認書類である電子証明書機能ですから、扱いには慎重を期しましょう。
機種変更等で下取・買取に出す際は、スマホ用電子証明書の「失効」手続きを必ず行い、スマホ用電子証明書を無効にすること。修理に出す場合も、念のため、この手続きを忘れないこと。
これまで、機種変更時のバックアップと引継で重要だったのは、LINEやFelicaに記憶されるモバイルSuica等の決済アプリでした。今後、スマホ用電子証明書も必須です。