昨春、旧VポイントとTポイントが合同し、Vポイントが誕生して1年半が経過しました。Vポイント経済圏が、それなりに世間に浸透しているようです。次の一手が発表されました。
三井住友カードが来年3月、Vポイントを運営するCCCMKホールディングス(CCCMKHD)を資本再編し、子会社化します。
三井住友カードによる CCCMKHD 株式の追加取得、及び、子会社化について
CCCMKHDは現状、三井住友カードが20%、三井住友フィナンシャルグループが20%、CCCが60%を、それぞれ出資し、CCCの子会社となっています。今後、三井住友カードがCCCMKHDの株式を追加取得し、過半数の55%を保有。子会社化し、商号をVポイントマーケティングへ変更します。
VポイントアプリとVポイントPayアプリを統合、OliveやVpassなどとの連携を強化し、サーヴィスの充実を図るそうです。
先日、11月からVポイントPayのチャージ手数料無料化の発表がありました。
VポイントやVポイントPayをポイ活の出口戦略として据える動きなのでしょう。最終決済手段として使われなければ、消費者の動向を真の意味で捉えることはできませんからね。