本日から三井住友カードは、 三井住友カード（CL） を発行します。
VISAブランドのクレジットカードとしては国内初の物理カードが発行されないカードレスカードです。2月のナンバーレスカード、7月の同ゴールドに続く、キャッシュレス時代への対応の一環です。
三井住友カード（CL）はスマートフォンから申し込み後、最短5分でカード番号が発行されるので、すぐにオンラインショッピングが可能です。また、iPhoneユーザーはApple Payに登録し、Visaのタッチ決済かiDを通じ、店頭での買い物もできます。国際ブランドはVISAとMastercardに対応しており、Apple Payに登録することで、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレスによる非接触決済が全世界の加盟店で行えます。なお、Google Payには現時点では対応予定であり、Androidユーザーは当面、オンラインのみでの利用となるようです。
同時に、LINE Payにおいても、本日から Visa LINE Pay クレジットカード（CL） の提供を開始します。今後、ANAカードにおいても、同様のサーヴィスの導入を検討していくとのことです。
今後、カードレスが時代の潮流となっていくと思われますが、加盟店側での端末の置き換えが迅速に進められることを願います。個人経営の商店や飲食店等では旧世代の端末が主流であり、未だに物理カードでしか決済できない店が多いです。また、ランチでは現金のみでカードお断りという飲食店も多いです。加盟店手数料を利用額に上乗せする店もあるようで（場末のスナックか？）、決済時にトラブルになるケースを見聞きします。加盟店手数料の引き下げも含め、キャッシュレスの完全な実現にはまだまだ課題が多いのが実情です。
