前回の続きです。JGCへの挑戦は続きます。
普段の搭乗で難なくJGCの資格を得ながら、JALカードに入会できない。
(これは何修行なのだろうか? どうするんだ? あきらめて環俗するのか?)
出家の道は遠く、座禅を組みながら、自問自答が続く日々です。
昨年6月、JALダイナースカードが否決されてから8か月が経過しました。今年2月、JGC入会期限の3月末日を目前にして、ブランドを変えて、また申し込んでみることにしました。
今回は、JALカード TOKYU POINT ClubQ。近くに東急系のスーパーがあり、TOKYU POINTを貯める機会があるので。
このカードの提携先は三菱UFJニコスですが、ブランドは大人の事情により、MUFGではなくDCになっています。つまり、旧・DCカード基準の審査ということになります。JAL DCはダイナースと同じくらい審査基準が厳しいことで有名です。さすが菱形、銀行系は殿様商売です。
結論から言うと、否決。想定の範囲内です。こんな流れでした。
1月30日(日) 申込書を投函
2月15日(火) 「入会受付のご案内」メールが届かないため、JALカードに確認
記入したメールアドレスを読み取れなかった、とのこと
口頭で受付番号を受領
2月28日(金) カード発行状況ページに結果が表出
3月3日(木) 金融機関から口座振替承認依頼のメール
三菱UFJニコスに事情を確認、再審査
3月8日(火) 再審査の結果、否決
この流れで不思議なことが2つ。3月3日のやり取りをご覧ください。
1.否決でありながら、口座振替の承認を要求された
2.再審査の余地がある
三菱UFJニコスの担当者の説明によれば、
・書類申し込みのため、口座振替書が金融機関に回る
・ただし、否決で口座振替の承認を求められるのはおかしい
・何か手違いがあるかもしれない
・属性的にも問題がない
・よって、再審査する
ということになりました。考えてみれば、審査に丸々1か月かかっていますし、銀行系といえど、当落ギリギリだったような印象を受けます。担当者も、どうして否決なんだろう?、上席と再検討します、という感じでした。
この担当者は女性でしたが、とても親切な方でした。
3月9日、担当者から電話があり、再審査の結果も否決でした。しかしながら、懇切丁寧に事情を説明してくださり、私も十分に納得できる内容でした。この話し合いで大きな収穫があったのです。
・JALカードが否決しているわけではない(JALカードが承認のうえで、DCに書類が来ている)
・信用機関の情報に問題があるわけでもない
・DCの入会基準を満たしていない
・よって、他の提携会社では可決の可能性があるのではないか
少なくともJALカードの社内ブラックではないこと、DCの入会基準に満ちていないこと、の2点が判明し、かなり前向きな否決と捉えることができたのです。
100%確実なことは言えませんが、あくまでも、あくまでも私の場合でっせ。
DCでは法人代表者(事実上の自営業)からの個人カードの申し込みの場合、事業規模や事業年数、資本金などを重点的に審査しているような雰囲気です。
つまり、大企業の役員・従業員であれば可決する公算大。たしかに、それが「信用」だわな。
この担当者からは、他提携会社での可決の可能性という、親切な助言までいただけて、私も再審査→再否決をスッキリ受け入れることができました。ということは、前回否決のダイナースも同様の理由だったかもしれず。。。
通常、否決の理由は開示されないものですが、きちんと常識的な話し合いができる人には、カード会社も大人の対応をしてくれるのかもしれません。さすが菱形、一流です。
さて、どうしますかね。
to be continued...