住信SBIネット銀行が開発パートナーとして参画したJALのアプリ、JALマイレージバンクアプリ(JMBアプリ)がリリースされました。
住信SBIネット銀行とJALは、2017年9月に合弁企業であるJALペイメント・ポートを設立し、JAL Global WALLET(JGW)の提供を行うとともに、共同でJAL NEOBANKを運営しています。
新しいJMBアプリはJAL NEOBANKアプリが置き換わるもので、本日のアップデートにより、既存のユーザーは携帯番号を認証することで新しいアプリに切り替わります。新しいアプリには、会員ステイタス、保有マイル、そしてJAL Payが組み込まれています。
肝心のJAL Payですが、Apple Pay(Mastercardタッチ決済)とQUICPayに対応しました。しかし、チャージ手段が限られており、ANA Payに負けています。現時点でJALカードからのチャージは不可能です。
また、本日現在、Google Payには対応していないようです。私はPixel 7 Proにアプリを入れてあるので、iPhoneでどういう機能になるのか、まだ検証が済んでいません。のちほど、iPhoneでもやってみようと思います。
いずれにせよ、万全の形でリリースしてほしかったですね。中途半端です。
(追記)
Apple Payに追加してみました。
QUICPayでっか。iDに対応してほしかった。。。
JAL側のニュースリリースによると、クレジットからのチャージにも対応する方向であり、他の決済方法の追加も予定されているようです。そうなれば、使い勝手は向上するものと思います。少なくともANA Payと同等の仕様にならないと、現時点では用途が限られるでしょう。
失効間近のマイルをチャージして使うくらいかなぁ。。。
JALのフィンテックのあるべき姿については、以前、記事を書いたことがあります。
引き続き注視していきたいと思います。