【カジノ】MGMマカオ

マカオ半島部新口岸地区は、大規模カジノが密集しています。MGM、ウィン、スターワールド、ラーク、サンズなど。今回はその中から MGMマカオ を取り上げます。

 

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MGMマカオ澳門美高梅酒店)

 

MGMマカオ澳門美高梅酒店)は2008年にオープンした、いわゆるIR(= Integrated Resort。統合型リゾート)です。カジノ、ホテル、ショッピングモール、レストラン、エンターテイメントなどが一体となったリゾートとなっています。オープン当初は「MGMグランドマカオ」という名称でしたが、現在はMGMマカオとなっています。

 

www.macaonavi.com

 

エルメス好きの私にとって、ここのロケーションは最高です。わずか500メートル程度の範囲に2軒のショップが存在します。ここと隣のウィンマカオにあります。MGMマカオ滞在時は、カジノとエルメスの往復が日課です。 

 

どのカジノホテルもそうですが、ラグジュアリー感満載の非日常的空間ですので、オン・オフの切り替えをはっきりしたうえで楽しまないと、あとで大変な目に遭うことになりかねません。それはカジノでのゲームも然り、ブランドショップでのショッピングも然り。。。

 

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MGMマカオから半島部を望む夜景

 

さて、私はブラックジャック愛好家です(間黒男のファンということではありません)。一択です。たまに遊びでルーレットのコーナーを覗いたりすることもありますが、基本的にブラックジャックのみに真剣勝負で挑みます。負けたことはありません。

 

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ブラックジャック

 

「負けたことはない」。強気な発言に聞こえるかもしれませんが、これは、ダラダラやらない、という意味です。基本3泊4日の滞在で一日1時間以内、潮目を見て勝ち逃げするというスタイルでプレーします。だから負けないのです。

 

MGMマカオの場合、ミニマムHKD500のテーブルが主流でした。私はHKD10,000(約13万円程度)を握って勝負に臨みますが、500ドルチップが10枚増えたところで必ずやめます。スプリットやダブルダウンがあれば、30分程度で10枚程度は増えるものです。どんなに盛り上がっていても、そこでやめます。ホテルの自室に戻ります。一緒に行ったビジネスパートナーはやめることができず、テーブルに残りますが、数時間後に戻ってきて、「全部飲まれたうえに、追い銭○○ドルだった。。。」と自嘲気味に落胆の表情を浮かべるのが常でした(笑)。

 

どんな物事にも潮時というものがありますね。ビジネスにも、遊びにも、人間関係にも。 

 

最後にMGMマカオに行ったのは一昨年11月末。その際、500のテーブルはなくなっており、ミニマムHKD1,000~になっていました。ここ数年、中国本土からの成金ラッシュでミニマムベットがどんどん上がり、常連の日本人はプレーしづらくなっていました。本土の成金はマナーもへったくれもあったものではありません。一見のバックベットで指図してくるようなプレーヤーもいて、かなり迷惑したものです。

 

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ブラックジャック

 

客だけだでなくカジノ側のサーヴィスも低下していき、プレー中の無料のお茶やジュースもケチるようになっていましたし、全体的に居心地の悪さが目立つようになっていました。そんな折、このコロナ禍が発生し、そういう意味でも潮時だったのかもしれません。

 

とはいえ、オープン以来、ここMGMマカオは肌合いが合ったというか、何度も通った場所ですので、とても思い出深いカジノの一つです。いつの日か、また自由にプレーできる日が来ることを期待しています。