楽天カードは、2023年1月5日利用分より、楽天カード（Mastercard）でAmazon.co.jpのショッピングや、Amazonの一部サーヴィスの利用料金の支払い時に付与する楽天ポイントを、100円につき1ポイントから、500円につき1ポイントへと改定します。
Mastercardブランドのみの措置ですが、いわゆる“改悪”です。他の国際ブランドの付与率は変わりませんが、時間の問題かもしれません。
楽天とAmazonはネットショッピングで競合関係にあり、「敵に塩を送る」ことはやめにします、という意思表示でしょう。あるいは、AmazonとMastecardの深い提携関係による圧力かもしれません。
自社経済圏での囲い込みは分かりますが、クレジットカードの国際ブランドまで巻き込む囲い込みが、今後の主流になっていくのでしょうか。
改悪まで3か月弱の猶予がありますので、楽天カード（Mastercard）のユーザーは、2枚持ちでVISA、JCB、American Expressのいずれかの併用を検討するべきでしょう。または、Amazon Mastercardに乗り換えてしまいましょう。
